あらすじ
彼女いない歴=年齢、呑気に実家暮らしをしているニート、それが斎藤乙木という男である。
明日から本気を出そう、そう考え続けているうちに月日は過ぎ、気付けば三十歳を超えていた。
それでも深刻に構えることはなく、昼間から日課の散歩をしていたときに、事件は起こる。
信号無視の車にひかれた。急いで病院に運ばれたが、懸命の救命活動むなしくそのまま死亡。
功績という足跡をいっさい残すことなく、その淡い生涯を閉じる。
だが本当の終わりは訪れない。次に目が覚めたのは、見たことも聞いたこともないような不思議な場所。
そこで見つけのは、台座に刺さった一振りの剣。その剣を手にした瞬間に、運命の歯車は大きく動き出すことになる。
目指すは大迷宮の攻略。誰も成し遂げたことがない偉業。
不可能を可能にし、人智を超えた領域に挑む。