あらすじ
王都で断罪され、辺境へ追放された公爵令嬢アレクシア。
だが彼女は無実ではない。
王都財政再建のために増税を承認し、辺境を切り捨てた“本物の悪役”だった。
荒廃した領地。
赤字九万三千金貨。
未払いの兵士給与。
飢える民衆。
それでも彼女は逃げない。
感情ではなく制度で。
人気ではなく継続で。
嫌われることを選びながら、領地を黒字化へ導く。
やがて穀物危機が国家を揺るがし、
王太子の理想政治と、強硬派の支配思想の狭間で、
彼女は国家制度そのものに刃を向ける。
これは、
愛されない統治者が
国を守る物語。