あらすじ
婚約破棄されたその夜、私は追放された。
理由は――王太子に宿るはずの「戴冠の兆し」が、なぜか私に現れたから。
王家を揺るがす存在となった私は北境へ送られるが、そこで出会ったのは敵国の黒騎士。
「王になるつもりか」
そう問われた瞬間、私は決めた。
守られる王妃ではなく、奪う側になると。
王太子は私を守ると言い、黒騎士は奪うと言う。
けれど私は選ばない。
三ヶ月後に行われる王位継承審議で、王になるまでは。
恋も、情も、凍らせて。
これは――
選ばれなかった令嬢が、悪女として戴冠するまでの物語。