あらすじ
もし、異世界であなたを待っている「運命のヒロイン」が、体長5メートル、脚100本、カチカチと大顎を鳴らす**巨大な百足(ムカデ)**だったら?
極度の蟲恐怖症(アントモフォビア)である天宮颯太が召喚されたのは、魔獣の巣窟。
絶体絶命の彼を救ったのは、かつて聖女として崇められ、異形の姿に堕ちた「彼女」だった。
「わたくしの百本の脚で、あなたを温めて差し上げますわ」
「来るな! 刺すな! その脚でトントンすんなぁぁぁっ!」
迫りくる無数の脚。
逃げ場のない白い繭。
そして、差し出される丸々と太った「緑色の幼虫」。
これは、生理的嫌悪の限界に挑む男と、
愛が重すぎて(脚も多すぎて)暴走する元聖女の、世界で最もゾワゾワする異世界多脚ラブコメディ!
※注意:作者も虫嫌いです。書いている間ずっと泣いていました。