あらすじ

内容紹介

「本当、使えない妹だな」

愚かな王太子である兄が“真実の愛”を理由に公爵令嬢との婚約を破棄し、愛人と出奔。激怒した公爵家は天文学的な違約金と借入金の即時返済を要求し、王家は破産寸前に追い込まれる。

その責任を押しつけられ、突然即位させられたのが――“使えない妹”と蔑まれてきた王女だった。

だが彼女は泣かない。
謝らない。
そして、借金を「返す」つもりもない。

送り込まれてきたのは、王家を内側から乗っ取るための“種馬王配”。
だが女王は契約に一文を仕込んでいた。

――統治権は、女王単独に帰属する。

王配の不敬。
至宝の流出。
市場の暴落。

すべてを証拠に変え、
賠償へ。差押へ。爵位剥奪へ。

返済ではない。
相殺。吸収。債権消滅。

王家を沈めようとした公爵家は、逆に莫大な負債を背負い崩壊。
さらに最大の一手――

「役立たず」と切り捨てられた公爵令嬢を王家の養女に迎え、
実家の資産管理権まで掌握。

そして最後、玉座から告げる。

「私たちは使えない妹でしたわ。
 貴方たちの欲望を一切“使えない”ようにして差し上げましたもの」

家族ざまあ×政治ざまあの二層逆転。
借金を返すヒロインではない。
債権者を飲み込む女王の、痛快経済リベンジ譚。

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アルファポリス
アルファポリス2026/02/15
  • 現在の作品愚兄が婚約破棄したせいで女王になりました。借金も種馬夫もまとめて切り捨てます