あらすじ

寂れた神社に祀られる、信者をほとんど持たない神――伏見八柱(ふしみ やしろ)。 彼女の唯一の信者は、幼い頃から神社に通い続けた少年・一夜(ひとや)だった。 成長しても変わらず祈りを捧げてくれた一夜。しかし、神としての力を持たない八柱は、彼の願いを何一つ叶えられずにいた。 やがて一夜は高校進学を機に神社へ来なくなり、八柱は不安と執着から、禁じられた行動に出る。 人の姿となり、一夜の高校へ転校生として現れた八柱。 再会を喜ぶ彼女だったが、一夜の隣には想い合う少女・風花(ふうか)の存在があった。 選ばれなかった神は、嫉妬と独占欲から、一夜の記憶を書き換えてしまう。 だがそれは、彼の心を深く壊す結果となる――。 信仰とは何か。 祈りとは、誰のためのものなのか。 神であることを捨てた存在が、最後に選ぶ「願い」の行方を描く、 切なく歪んだ神と少年の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/02/15
  • 現在の作品私が大好きな信者を壊すまで