あらすじ

「心筋症。持って、あと一年です」 宣告された死を淡々と受け入れた17歳の天野悠一。彼は、檻のような病室の窓から、モノクロームに染まった世界を眺めていた。 そんな彼の前に、夕焼けの窓を跨いで現れた自称・死神の少女、星名凛。 彼女は悠一の頭上にある「見えない砂時計」を指さし、いたずらっぽく笑ってこう言った。 「安心して。君の寿命、まだあと五十年はあるよ。――私が、保証してあげる」 それは、あまりにタチの悪い嘘。 彼女から手渡された一台の古いライカ。 「君が心を動かした瞬間を撮るたびに、君の心臓は新しくなるよ」 半信半疑のまま、悠一は凛に連れ出され、世界を「現像」する旅に出る。

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カクヨム
カクヨム2026/02/15
  • 現在の作品僕の心臓は、君の嘘で動いている