あらすじ
一人が好きで、恥ずかしがり屋の純は、小学二年生の男の子。
三学期が始まったばかり。
今日は朝から粉雪が降っている。赤いニットの手袋は純のお気に入りだ。
純はママと二人暮らし。パパは純が赤ちゃんの頃に病気で亡くなっている。パパの事は何も知らないから、寂しいと思ったことは一度もなかった。純は最近、そんな自分は心がないのかな?と感じるようになる。
登下校の途中、純にいつも声をかけ、お話ししてくれる透子ちゃん。透子ちゃんに会うと何故かドキドキしてしまう純。でも、透子ちゃんは……
三学期が終わり、四月から純は三年生。
ママは通知表を見ながら、純のパパの話しをする。ママの話しを聞く内に、純の心に変化が表れ始める。