あらすじ
【2月14日はバレンタインデー】
「役立たず」と実家を追い出されたオメガのリウ。
身代わり花嫁として嫁いだ先は、極寒の地に住む「氷血公爵」ジークハルトだった。
震えるリウだったが、ある日偶然助けた「白い毛玉」と、得意のお菓子作りが運命を変える。
「……美味い。体が、熱い」
リウの作るお菓子には、公爵の呪いを解く特別な力があって……?
お菓子に釣られた伝説の聖獣と、甘いものに目がない(?)旦那様に囲まれて、リウの寒くて温かい新婚生活が始まります。
★全編ハッピーエンド確約の、甘々異世界BLファンタジー!
【登場人物紹介】
◆リウ・アシュト(オメガ)
没落寸前の男爵家の三男。色素の薄い茶髪と琥珀色の瞳を持つ、小柄で繊細なオメガ。
魔力を持たないと判定され、実家では使用人以下の扱いを受けてきた。
亡き母から教わったお菓子作りが唯一の慰めであり、天性のパティシエの才能を持つ。
義弟の身代わりとして、噂の絶えない辺境伯のもとへ嫁ぐことになる。
優しく献身的な性格だが、長年の冷遇により自己評価は極めて低い。
◆ジークハルト・フォン・アイゼンベルク(アルファ)
北の国境を守る辺境伯であり、強大な氷の魔力を持つアルファ。通称「氷血公爵」。
冷徹で無表情、他者を寄せ付けない威圧感を放つが、それは暴走しがちな強大すぎる魔力を制御するためでもある。
実は孤独を抱えており、心を許せる存在がいなかった。
ある呪い(または魔力障害)により味覚が鈍くなっているが、リウの作る菓子にだけは特別な反応を示す。
◆ブラン(聖獣)
雪のように真っ白でふわふわな毛並みを持つ、謎の生き物。
見た目は愛らしい子犬やフェレットのようだが、実は伝説の「雪華の聖獣」。
怪我をして倒れていたところをリウに助けられ、彼のお菓子に魅了されて懐く。
リウとジークハルトの仲を取り持つキューピッド的な存在。