あらすじ
【2月14日はバレンタインデー】
男爵家の三男リウ(オメガ)は、魔力がない「出来損ない」として虐げられていた。
ある日、父の命令で義弟の身代わりとして、北の辺境伯「氷血公爵」ジークハルト(アルファ)のもとへ嫁ぐことになる。
死を覚悟して向かった極寒の地だったが、リウの運命を変えたのは、亡き母から教わった「お菓子作り」と、雪の中で拾った不思議な「もふもふ」だった。
実はリウには、お菓子に強力な治癒魔力を込める「祝福のパティシエ」という天職が備わっていたのだ。
味覚障害と魔力暴走に苦しんでいたジークハルトは、リウのお菓子に救われ、次第に彼を溺愛するようになり――?
「もう誰にも渡さない。お前は私の奇跡だ」
無自覚なパティシエが、甘いお菓子と聖獣の力で、冷徹公爵を骨抜きにしてしまう癒やしと逆転の物語。