あらすじ

2XXX年、人類は技術を発展させて宇宙へと旅立った。幾多の発見、争い、挫折を乗り越えた先、とある物を見つけた。それが「火種」と呼ばれる、未知の物質だ。人類はその力に魅了され、知らず知らずのうちに世界を変えることになるとは想像すらしていなかった。   火種。触れることで、人の肉体を破壊し、最終的にはその者に「異能」を与える、恐るべき力を宿していた。   300X年11月12日、最初の異能が発現した。その者は一人の男──異能者として、世界秩序を崩壊させるきっかけを作った。最初の異能者の登場は、全人類にとって衝撃であった。国家は対立を忘れ団結し、必死に戦った。ついにはその者を破壊することに成功した。しかし、壊滅の種は既に撒かれていた。   異能者は死に際に「異能の火種」を世界中にばら撒き、それに触れた者たちが新たに異能を得ていくこととなった。 「異能の火種」に侵された地は、「異化」が進み、混沌が犇き、投げ打たれた秩序が燃え尽きる地獄と化した。 異能への適性を持たない人々は、「異化」した地に足を踏み入れれば、瞬く間に「怪物」へと変わり果ててしまう。 世界は変わった。大地が蝕まれ、怪物が犇く。生き残った人々も「力」が暴走し、犯罪、戦争、支配が世界中で頻発する。制御不能な異能を持つ者たちに、もはや秩序を守る手段はなくなった。そこで、世界連合「WU」はついに決断を下した。異能所持者を隔離することを決定し、その手段として選ばれたのは、日本、崩壊した北海道全域──「異能都市」として、すべての異能者を集めることとなった。

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カクヨム
カクヨム2026/02/14
  • 現在の作品異能世界に焼べる12の薪