あらすじ
「私たちが、世界で一番輝くアイドルになろう!」
私、星宮あかりは、廃部寸前のスクールアイドル部『ルミナス』のリーダー。
厳しい練習、ライバルとの衝突、そして親友・美姫と交わした「最高のステージにする」という約束。
文化祭のライブを翌日に控え、私たちの夢は、茜色の夕焼け空の向こうでキラキラと輝いていた。
あの日、あの時までは。
『また明日ね』
何気なく交わしたその言葉が、果たされることのない「最期の約束」に変わる。
翌朝。登校した私を待っていたのは、鳴り止まないサイレンと、血に染まった学び舎だった。
昨日まで笑顔だった友達が、恩師が、今は「人ではないモノ」へと姿を変え、牙を剥いて襲いかかってくる。
閉鎖された学校。次々と消えていく仲間。
生き残ったのは、冷徹な陸上部部長・速水先輩と、孤高の剣士・霧島、そして私の三人だけ。
「生きるんだろ、星宮! 泣いてる暇があるならバットを振れ!」
マイクをバットに持ち替え、私は決意する。
愛犬チョコを抱きしめ、地獄と化した街へと踏み出した少女の先に待つのは、救いか、それとも――。
これは、夢を奪われた少女が、絶望の街で「明日」を探すサバイバル・ヒューマンドラマ。