あらすじ
「お久しぶりです、永遠子様。本日より全身全霊をもって、私が貴女をお守りいたします」
中学最後の年になる冬。
新年を迎えると同時に、永遠子は兄のように思う存在と再会を果たした。
そんな彼との距離感は、彼女が想像していたよりもずっと遠く。
六年前と全く違う表情で、行動で、声色で笑う彼に、戸惑いを隠すことができないまま、気づけば一週間が過ぎていて。
ぬるま湯のような優しさを享受しつつ、ある朝に思い切ってその『疑問』を口にする。
その答えは、まるでチョコレートのように甘く溶け、『気持ち』を返すには、どこか苦くて。
切なさとじれったさを内包する甘美な時間は、束の間の休息か――
こちらの短編は、本編『永遠に咲く刹那の花』の主要キャラクターによるバレンタイン用の番外編となっております。
本編・断章内の閑話『主を決めた日』を読了されることをおすすめいたしますが、未読の方でもお楽しみいただけるよう、難しい設定などは伏せてあります。
もし興味をもっていただけましたら、ぜひ本編の方もご覧いただけますと幸いです。
本編はこちら↓↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16818792439641286781