あらすじ

伊達政宗の妹、紫荻姫がありけり。 息をするのさえ忘れるほどの美貌に、悪鬼羅刹が如し刀の腕。 人のものとは思えない蒼い瞳をも持ち合わせる彼女は、奥州の竜の妹であるゆえに、彼女は竜の蒼月と呼ばれていた。 しかし、彼女は花という女に嵌められ、美貌も地位も、誇りまですべてを奪われてしまう。 信頼していた兄に捨てられ、嫁いだ先でも蔑まれ。最後は国のために命を落とす。 「できるなら戦場で命を終えたかった」 それが最後の言葉となった。 だが、目を覚ますと、そこは実家の自室の部屋。 足を失う前の時間に戻っていた。 夢幻のように、唖然とする彼女の前に突如何処からともなく声がする。 「こんにちは。紫荻姫。ここは乙女ゲームの世界です。皆さんの願いから貴女のバットエンドは却下されました。どうぞ皆さまが望むハッピーエンドを目指してください」 理解しがたい現実を前に、強制的に彼女は様々な自身の数ある結末を巡ることとなる。 それもすべて人から見ればバットエンド。 彼女は自身が納得する結末にたどり着けるのだろうか?

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小説を読もう2026/02/14
  • 現在の作品下天の蒼月