あらすじ

瀬川秋人、三十二歳。会社を辞めて流れ着いた先は、閉館後の水族館の深夜警備員だった。 午後十時から翌朝六時まで、暗い館内をひとりで巡回する日々。話し相手は誰もいない――はずだった。 深海エリアの水槽の前を通りかかったとき、ガラスの向こうから声がした。 メンダコ、ダイオウグソクムシ、チョウチンアンコウ、オウムガイ、ミツクリザメ。 深海の住人たちは、それぞれの言葉で、秋人に語りかける。 誰もいない真夜中の水族館で、深海の生き物たちと世間話や哲学的な問答を交わす、静かで不思議な夜の物語。

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小説を読もう2026/02/14
  • 現在の作品誰もいない水族館の深夜警備