あらすじ

高校生の紬は、年に数回訪れる祖母の家で、叔母の由紀子と顔を合わせる。 彼岸の日。快活で仕事もできる叔母の由紀子が、庭先の小さな植木鉢を前にだけ、ふと別の表情を見せることに、紬は気づいた。 その花の名は「雪月花」。 三十年前、由紀子が学生時代に長野県白馬村のスキー場で出会い、持ち帰ったものだという。 夕飯後、由紀子は静かに語り始める。 吹雪で足止めされた雪山で過ごした、かけがえのない時間のこと。 何も起こらない日常の中で、人は何を大切に抱えて生きていくのか。 静かな時間の積み重なりを描いたヒューマンドラマ。 表紙:Canvaにて作成

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エブリスタ2026/02/13
  • 現在の作品雪月花