あらすじ
蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように(序章・著:成田良悟)
https://kakuyomu.jp/works/822139841980969846
──の続きの物語。
まだお目通しされていない御方は、上記リンクより序章をお楽しみくださいませ❀
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高校2年の冬休み。
進路を決めかねつつも、古本屋にてアルバイトをこなしていた少年・楽々浦 夜(ささうらよる)の元へ、同じ学校の女子生徒・辻文七巳(つじあやななみ)が来客する。
差し出されたのは、白黒のバランスが崩れた陰陽マーク──通称・太極図であった。
蛇神を祀る『月の神社』の縁者でもある七巳。
彼女いわく、この月読峠には辻文神社の他に『日の神社』と呼ばれる龍神を祀る場所があるらしい。
月読峠のこととなると好奇心旺盛になる雇い主からも、探す手伝いを強いられる夜少年。
月読峠を取り囲むような『昼目霧地』は、その名の通り、昼間でも霧の影響で遭難者が相次ぐと、現地では噂の森であった。
なぜ、片方の神社は残り、もう片方は文献すら無くなっているのか。
存在を消された龍神を探すべく動く彼らの元へ、その"鉈"は、振り下ろされる────