あらすじ

「その装束、どこまで裂けているのだ……っ」 『瑞穂ノ國』の「静流藩」に仕える侍、紬木弦一郎(つむぎ げんいちろう)。 剣の道に生き、女子の誘惑など無縁だったはずの彼を異世界へと導いたのは、十年前の記憶に刻まれた「青い花の香り」だった。 辿り着いた先で出会ったのは、眩いほどに白い肌と、深く切り裂かれた裾(スリット)が目を引く異国の衣――旗袍「チーパオ」(チャイナドレス)を纏った少女、澪(みお)。 彼女は人の心と体に鍵をかける「香師」。 漂う甘い芳香、動くたびに覗く柔らかな曲線。 武士の誇りをもってしても、彼女が操る「香」と「色気」の前では、理性の刃など脆くも砕け散る。 これは、香りに導かれた男と、無自覚な誘惑を振りまく香師が織りなす、甘く危うい異世界浪漫譚。

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カクヨム
カクヨム2026/02/13
  • 現在の作品理性殺しの青蘭香 ―スリットから覗く誘惑のチャイナドレス―