あらすじ

祖母の葬式のため、数年ぶりに田舎の家を訪れた大学生のK。 その夜、祖母の部屋で眠っていた彼は――奇妙な“ハサミの音”で目を覚ます。 部屋の隅に立っていたのは、黒髪の少女。 その手には、自分の体よりも大きな赤黒いハサミが握られていた。 少女は、空中に浮かぶ無数の“糸”を切り、そして結び直していた。 その糸が何を意味するのか―― Kは、本能的に理解してしまう。 それは、“縁”。 そして、“命”。 黄泉の国でのみ語られる、現世にはほとんど知られていない存在―― 都市伝説「赫バサミ」。 一度見られた者は、もう無関係ではいられない。 これは、アルケオンの世界の裏側で、確かに存在する“それ”を見てしまった者の記録である。

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カクヨム
カクヨム2026/02/13
  • 現在の作品アルケオン --赫バサミ--