あらすじ
「世界は終わった」と誰もが言った。
だが、コイツ(齧歯類)だけは聞いていなかった。
魔王軍により人類が敗北した暗黒大陸。
敗走する騎士団長・レオの前に現れたのは、
戦場に似つかわしくない「巨大なカピバラ」だった。
名はゴート。その瞳は虚無。攻撃力は皆無。
だが――あらゆる物理・魔法攻撃を「マッサージ」として無効化し、
本気を出せば時速50kmで戦場を爆走する。
生物学が生んだ最強の乗り物。
「頼む、魔王城とは逆へ逃げてくれ!」
「ぬ(温泉はあっちか)」
「はええええええええ!?」
シリアスな世界観を「マイペース」という暴力で粉砕しながら、
一人の騎士と一匹のカピバラが、
ただただ良質な「硬い木」と「温泉」を求めて旅をする。
癒しと疾走の異世界ロードムービー、ここに開幕。
※この作品のカピバラは、特殊な訓練を受けています(主にミーム的な意味で)。