あらすじ

終末世界に勇者が立った。 過酷な道行き、理不尽な強さの魔物達。ならば私が導きましょう。陰から。 「あっ、預言者様だー!」 だから勇者よ、私のローブから手を離して下さいませんか駄目ですか。 道を整備し、安全地帯を確保して、小道にレアな道具を配置する。場違いな魔物は奥地へ追いやり、やがて戻ってきた時の腕試しにと適宜封印。ありとあらゆる手を尽くして勇者達の道行きを守っていたら、なんだかすげえ懐かれてしまった陰ポジ希望の預言者ですが、私が勇者一行へ加わることはありませんのであしからず。 だって勇者達が光過ぎるんですから無理です無理。 生来の陰キャを更に拗らせた私が輪の中へ加われば、きっと眩しさにアテられ心が消滅してしまうでしょう。 そもそも預言とかしたことないです。 ちょっと助言とか、先回りとか、下調べとかしてただけなんですけど「おーっ、すごい!」とか言われると大喜びで頑張ってしまう単純生物なので。 という訳で強敵が現われましたね、序盤の負けイベントという奴でしょうか。 ここは私が引き受けますので先へお進み下さい。 だからあの、お願いしますから私を見捨てて先へ進んでいただけないでしょうか……?

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カクヨム
カクヨム2026/02/13
  • 現在の作品勇者を導く預言者、後方保護者面してたら勇者達の距離感がバグったんだが。