あらすじ

​【あらすじ】
​「補給がなければ、戦場に立つ資格すらない」
​ 坂上真一(さかがみ しんいち)、50歳。
 かつてイージス艦長として鉄壁の防空網を指揮し、現在は海上自衛隊で次世代艦の兵站システムを設計する男。
 背中には若き日の過ちである「仁王」の刺青を隠し持ち、北辰一刀流の達人でもある彼は、ある日、勤務中に仮眠をとる。
​ 目が覚めると、そこは湿気と熱気に満ちた1944年のビルマだった。
 鏡に映っていたのは、小太りで口髭の男――歴史の教科書で見た、あの「牟田口廉也」。
​ しかも時期は、日本陸軍史上最悪の汚点とされる「インパール作戦」決行の直前。
 部下たちは「必勝の精神論」を叫び、無謀な突撃を今か今かと待っている。
​ (……ふざけるな。俺に、部下を餓死させろと言うのか?)
​ 現代の知識と、冷徹な計算、そして海自仕込みのロジスティクス能力。
 すべてを駆使して、坂上(中身)は歴史への介入を開始する。
 精神論を振りかざすふりをして上層部を欺き、現地改修で兵器を強化し、密かに撤退路を整備する。
​ これは、「史上最も無能な指揮官」の皮を被った「現代の有能な指揮官」が、確定した敗北の運命をねじ伏せ、数万の命を救うために戦う、逆転の戦記ドラマ。

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アルファポリス
アルファポリス2026/02/13
  • 現在の作品​『イージス艦長、インパール最前線へ。――牟田口廉也に転生した俺は、地獄の餓死作戦を「鉄壁の兵站要塞」に変える』