あらすじ
第2次世界大戦が未だに続く現実。
日本は大東亜共栄圏を成功させる。しかし主導権は日本中心ではない。
国家連合はなく大東亜共栄圏共和国という統一国家としてアジアを統制していた。
名前は長すぎるため、大共和国という俗称で世間で呼ばれている。
それ以外の国々は新国際連盟という国際機構を組織し、大東亜共栄圏共和国と対立することになった。
悪の枢軸国と連合国という対立軸はいつしかこの2大陣営の対立軸に移行していた。
俺。ツクル・ルーカスフォーカスは大共和国軍の少年兵として大共和国日本自治領本土において新国連軍と戦っている。
絶える事なき戦禍。
戦場の中で俺は平和な大共和国。平和な日本を妄想していた。
いつも携帯のブログに1人に描き続けていた空想世界、<呑気な日本>。
「呑気な日本」はどれだけ今と違い、愛国心や統制に束縛されず自由奔放しすぎて国らしさが崩壊した日本。
俺のいる現実は戦争尽くしだ。日本が築いたとはいえ、今は日本の所有物ではなくアジア全員所有の国とはいえだ。思想が統制されている。反戦をうたえば変人扱い。捕まるというほど厳正すぎない。
でなければ俺の脳内で描く崩壊した日本。<呑気な日本>なんていう世界観の設定なんてできないんだ。
大共和国が出来て100年間が経過した現代。ええ加減に望むよ。<呑気な日本>を。俺は徴兵なんて受けたくなかった。国のために戦いたい奴。国を愛している奴。家族の生活費を稼ぐ奴。理由は様々だけど、志願制でいいと思うよ。ホント。
俺は毎日描く。<呑気な日本>を。ブログで。