あらすじ
神様あり、怪異あり、美人姉妹あり、貧乏と人情と儲け話ありの銭湯の話やて。
題名は「ぶらぶら」な。
ああ、なんでもないで。変なことを想像したらあかんで。つまり、何がぶらぶらしとるかっちゅうとやな……
バコ!
お、おおう。
なんや、タワシが飛んで来よった。ははぁ、純情な美琴はんやな。なんや、〈ピー〉がぶらぶらするんくらい、ずっと見てきたやろに。
何がぶらぶらするかっちゅうとやな。
バコン!
おおう、意識が飛びかけたで、ほんま。ええやないか、どうせ下品で、くだらん話や。つまり、ち……
バコバコ!
ん
バコ!バコバコバコ!
……ちょっと待って。
わて、死んでまうわ。こんなことを伝えるのに、命かける必要ある? ないわ。まったくない。
それに、もうわかったやろしな。そやで。これが作者の本性や。お為ごかしはやめや。
さらけ出してやってこまいか。ちゅうことで、くだらん話の始まりや。