あらすじ
「ドクン!」
「?」
草原に大の字になって寝ている少年は自分の心臓の鼓動かはたまた空耳のような鼓動が聞こえた気がした。
「なんだ?」
自分の胸に手をあててみる・・・・・いつもどおりとは言わないまでも安定した心臓の脈動を感じた。
「やっぱり気のせいなのかな?」
口に出さず心のなかで呟いた。
気にしなかったことにし、少年はまた仰向けになり
大の字に寝始めた。
「ドクン!ドクン!」
「!?」
今度は確かに聞こえた。
草原の辺りを見回すが何もない。
ふと空を仰ぎのぞいてみる・・・・・・・
雲が流れそのなかの一つにあきらかに違う雲とは言えない表現しきれないなにかがあった!
「あれ・・・・くも・・・・だよな・?」
あえて表現するとしたら、リアルな心臓のように生々しく 夕焼けに染まるよりもさらに赤い まさに血の色をした恐ろしいものなのである。
この雲が少年の人生を
とてつもない大変な日々に変えるのである。