あらすじ
「お前のような不妊のオメガ、一条家の恥だ」
真冬の路上に放り出された羽島リツ。結婚生活という名の地獄で心身を削られた彼が辿り着いたのは、都庁の墓場と呼ばれる『異世界観光課』だった。
そこで待っていたのは、家事能力ゼロ、包容力無限大の龍神王・ウィリアム。
「俺の視界に入った以上、君を傷つける奴は俺が許さない。……王の独占欲を甘く見ないことだ」
最強の龍と、背中に羽を持つ愛らしい娘。孤独な二人に必要とされ、リツは「道具」として扱われた過去を塗り替え、自らの価値を取り戻していく。
だが、決して訪れないはずだった身体の疼きが、彼の黄金の鱗に触れた瞬間、切ないほどに溢れ出して――。
【孤独な龍神王 × 健気な美貌オメガ】
雪の新宿から始まる、最高に温かくてスカッとする逆転シンデレラストーリー!