あらすじ
幼い頃、交通事故で最愛の幼馴染を失った少年――その日から、彼の隣には“彼女”が立っていた。
それは幽霊でも幻覚でもない。
才能ある一部の人間にのみ発現する力――異能。
彼の異能は、この世界でも極めて珍しい「人型随伴型」。
誰にも見えない白いワンピースの少女は、ただ隣に立ち、触れたものを圧倒的な力で破壊する。
ある日、異能者同士の戦いに巻き込まれた少年は、二人の異能者を殺害する。その一部始終は水面下で異能を管理する組織に観測されていた。
管理という名の檻に囚われ、異能者専用学園へと送られる少年。
そこでは入学直後に全校対戦会が行われる。
最低ランクから始まる彼の評価。
だが、誰も知らない。
彼の隣に立つ少女が、本物の“魂”であることを。
これは、人を殺すことに躊躇のない少年と、死んだはずの少女の物語。
最後に待つのは救済か、それとも――完全な終わりか。