あらすじ
2090年、日本は未曾有の危機を迎えていた。
未知のウイルスの蔓延、第三次世界大戦、少子高齢化、貧困格差、これらに伴う科学技術の衰退。
日本という国が豊かだったのは遥か昔となり、今は生きていくだけで精一杯となりました。
国民が生きるのに必死な中、日本という国を導いていくはずの政治家たちは腐りに腐り切っていた。
酒を浴びるように飲み、女性関係に汚い。
まさしく酒池肉林という言葉が相応しい現状であり、そんな事を国民が認めるはずもない。
日本各地でデモが行われ、そのデモが反乱に発展。
遂には《三ツ矢 春蘭》という将軍が先頭に立ち、兵を率いて汚職政治家たちを一掃した。
国民は春蘭が王になる事を望む。
しかし春蘭は自分が王になる事を拒否し、お飾りになりかけていた天皇を担ぎ上げ帝国を復権させた。
物語は12年後に進む。
ようやく安寧が訪れた日本に、皇帝の四男として《為臣》皇子が誕生した。
勉強や皇族としての立ち居振る舞いを学ぶよりも、木刀を振って武士道を学ぶ方に喜びを感じている。
そんな少年に待っていたのは、信頼する人間からの突如としての裏切り。
そして祖国と思っていた国を失う。
少年は一瞬にして皇族から賊軍に転落する。