あらすじ
能力者が管理局に登録される現代日本。
大学生・毛利良太は、自身の能力を隠して生きていた。
その力は――五分間だけ、すべてを最適解で制圧する“最強”。
だが代償として払うものは大きい。
かつて妹は能力の酷使によって廃人となった。
だから良太は二度と力を使わないと決めていた。
しかし友人が確実に死ぬ状況で、彼は初めて能力を解放する。
その瞬間を目撃したのは、管理局の氷系能力の実習生・氷室七瀬。
逮捕か、自由か。
彼女が提示したのは――通報しない代わりに“私にだけ使え”という取引だった。
五分間の最強と、取り戻せない代償。
これは自由を守るための、異能譚。