あらすじ
婚約破棄を告げられ、身に覚えのない罪で命を落とした公爵令嬢アストリッド。
目覚めると処刑の一年前に戻っていた――しかも記憶はそのまま。
逃げても罪は捏造され、運命は必ず彼女を断罪の場へ導く。
三度目の人生で彼女は誓う。
聖女の奇跡に隠された歪みと王太子派の陰謀を暴き、必ず未来を書き換えると。
味方は辺境伯令嬢フリーダ、隠遁魔術師ソルヴァルド、
そして、二度も彼女の最期を見届けた監視官ラヴン。
傍観を宿命づけられた男は、三度目にして初めて選ぶ。
彼女を救う側に立つことを。
命を賭した審問の果てに掴むのは、冤罪の晴れた未来だけではない。
絶望を共に越えた者同士が、ようやく互いを選び合う結末。
世界に選ばれた令嬢が、世界そのものを修復し真実を掴む、逆転審問譚。
これは監視官と公爵令嬢が、運命に抗い、愛を勝ち取る物語。