あらすじ
没落貴族令嬢のクラリスは、帝国の片隅で遺跡の発掘現場で揚水機のメンテナンスを請け負って生計を立てている。
ある時、ランヴァリオン王国から特別な蒸留機の故障を直す依頼がくる。しかも王太子であるキリアン殿下直々の依頼だった。
キリアンの放つ圧倒的な王者の格と圧に耐えきれなかったクラリスはその場で失神してしまう。だが、キリアンは倒れたクラリスにある可能性を見出し、側近に彼女の護衛と補佐を命じた。
特別な蒸留機の解体と過去を垣間見たクラリスは、キリアンの抱えるトラウマを知ることになる。恐る恐るそれを指摘すると、キリアンは大陸の王家に継承される血統能力について話し始めた。それはクラリスにも関係してくる話にも繋がり、彼女の抱える秘密を暴いていくことになるのだった。