あらすじ
冬季(ふゆき)は杞冬(こふゆ)の叔父。
杞冬は祥平(しょうへい)の叔父。
叔父甥三人暮らし。
神様を宿す家系に生まれ、
三度死にかけた傷を抱えた冬季(ふゆき)。
家事万能で優しいのに、
怒れば世界が揺れる“取扱注意”の人。
そんな冬季と、
同い年の叔父・杞冬、
ピアノに人生を賭ける高校生・祥平の
男三人暮らし。
鍋を囲み、弁当を作り、
時に添い寝で風邪を治し、
時に神気があふれて空気が変わる。
怖い怪異は出ないのに、
胸の奥がざわつくのは、
冬季という存在が“人ならざる何か”だから。
これは、
神道ホラーの家系に巻き込まれた少年が綴る、
優しくて、切なくて、
ときどき妙に距離が近い“冬季観察日記”。
日常コメディとしても、
家族ドラマとしても、
そして“妄想の海に沈めるBL風味”としても読めます。