あらすじ
一章
都内有数の名門校、神代高校内で立て続けに起こる「連続財布窃盗事件」に不信感をもった一年生の美少女、姪浜唯子は担任の教師に相談するものの、忙しいと相手にしてもらえずに大きな不満を抱き、「性犯罪者予備軍」「変態」と名高いが、有能だと評判の生徒が存在する、特別相談部へと相談に行く決意をする。
そこにいたのは、まるで絵画のように眉目秀麗な紳士で、最上のもてなしを受け唯子は拍子抜けするが、唯子は騙されたことに気付き、激怒する。
言い争う両者は、どちらがこの事件を先に解決できるかによって勝負することになり、負けた方は、大きな代償を払うことになる……。
果たして、どちらがこの事件を先に解決するのか……。
二章
唯子が特別相談部へ入部して約一カ月が経過した。入部当初時に頂いた期待感とは裏腹に、依頼が舞い込むこともなく、退屈な日々が続いていた。そんな中、定期的に開催される学園内での部長会に参加すると、甲子園出場を目指す野球部内で行われている日常的ないじめを告発し、活動停止を要求する脅迫文が部長会の資料に差し込まれていた。
誰が、いったい何の目的でこんなことをしたのか? 特別相談部は学校からの正式な依頼を受け、この謎の解明に挑む。