あらすじ
※冷却系ざまぁ×溺愛×ハッピーエンド保証
平民出身の司書見習いエラは、学者肌の子爵と婚約していた。だが彼の前に「運命の人」を自称する令嬢が現れ、婚約解消を告げられる。
「そうですか。お幸せに」
エラは一切の未練なく、愛する王立図書館へ戻った。貴族社会より、本に囲まれた日々の方がずっと大切だったから。
ところが、図書館の常連客だったアルトハイム大公が、エラの後を追ってくる。
「俺は、お前の知識と、本を愛するその姿を、三年間見ていた」
そして子爵は知らなかった。エラが図書館で解読していた古文書が国家機密で、大公直轄の案件だったことを。