あらすじ
蛇が見つかり、冒険が始まったのだと、誰かが言った。
月読峠を描いた古地図は、悪戯ではなく事実を描いたものであると証明され、そして証明され続けている。
曰く、ある盗掘者たちは、鉱山跡地で金色に輝く神秘を見つけ、街を巻き込んだ。
曰く、ある高校生たちは、呪いと悪霊が集う館を見つけ、それを破壊した。
曰く、ある大学生たちは、超兵器を見つけ、秘密組織と渡り合った。
曰く、ある女性は、魔女を見つけ、魅入られ、おぞましい儀式を為そうとした。
曰く、ある警官は、忘れられた牢獄を見つけ、その中から亡国の姫を助け出した。
数多の奇怪が表出し、喜劇と悲劇をもたらし続ける。蛇が見つかるまで、何もなかったというのに。
で、あるならば──。
夜少年は自室に突然現れた古地図に従い、湖へと向かう。そこで出会ったのは見知らぬ少年だった。
彼は夜少年に告げる。君は■■■だと。
己がわからなくとも、選択の時は訪れる。
※ツキヨムプロジェクト参加作品です。序章を前提とした構成予定のため、まず成田良悟様の作品を読むことをお勧めいたします。
https://kakuyomu.jp/works/822139841980969846