あらすじ
魔物の住む森への入り口があるイルーヴ村では、魔物から村人を守るため古より生贄を捧げていた。
生贄となる条件は、魔物と同じ金瞳を持つ子。金瞳の子は忌み子と呼ばれ、誕生日と満月が重なる日に魔王に捧げられる習わしだ。
そしてイルーヴ村のとある夫婦のもとに、金瞳の子が生まれた。
ミュリエルと名付けられたその娘は、魔王に捧げられるはずだったのだが――。
目が覚めたミュリエルは、魔国でお腹いっぱいご飯を食べ、必要な教育を学び、温かいお風呂に入り、ふかふかの寝台で眠る生活を送っている。
これは忌み子として魔王の生贄になった少女が、愛を見つける物語。