あらすじ
婚約者である王太子から「感情がない」と切り捨てられ、辺境グランデル領へ追放されたレオン=アルヴェイン。
だが彼は動じない。
なぜなら――
この国の制度は、最初から“壊れている”と分かっていたからだ。
兵を農業に回し、税を最適化し、契約を透明化する。
ただ数字を積み上げただけで、荒れた辺境はわずか数か月で再生する。
やがて他国が動き、制度は国境を越え、
王国すら彼の方式を採用せざるを得なくなる。
これは、剣ではなく制度で国家を動かした一人の追放領主の物語。
戦争なし。
ざまぁあり。
でも本質は――国家再設計。