あらすじ

「沼倉(ぬまくら)ァ! 貴様はまた遅刻かッ!」  黒縁メガネのオールバック。  若い教師が教室の扉の前で仁王立ちしていた。  廊下を駆け抜けることもせず、のんびり歩く女子生徒が教師の前へ。  頭をかきながら「えへへ」と笑った。  彼女、登校十五日連続の遅刻である。 「遅刻したくてしてると思います? せんせぇ~」 「したくてしてるだろう。貴様、登校途中でソフトクリームを食べていたな? こっちは分かっているんだ……貴様のSNSを見れば一目瞭然、全てが筒抜けだぞ」  どうやらフォローしているらしい。 「遅刻が多過ぎる……だから罰だ。反省文を書いてきなさい。提出は今日中だ」 「えー。……明日でいいです?」 「ダメだ。今日中に――」 「だってせんせ、放課後は職員会議があるでしょ? 他にも色々仕事が溜まってるっぽいし……吾妻(あずま)せんせが言ってたもん。忙しそうだって」 「分かった。明日の朝までだ」 「やったー」 「だが、絶対に明日の朝に提出しなさい。遅刻についての反省文だ、そう難しいものでもないだろう……できるよな?」 「はぁい」 # 「というわけでお姉ちゃん、代筆して」 「は? 嫌よ」

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カクヨム
カクヨム2026/02/11
  • 現在の作品ゴーストライター反省文