あらすじ
「鑑定しかできない無能は、我が騎士団の恥だ」 五年尽くした聖騎士団から、装備も金も奪われ追放された鑑定士のアレン。 しかし、彼らは知らなかった。アレンの鑑定スキルは、世界を構成する「概念(コード)」を読み取り、自由に書き換える神の権限であることを。
岩から【硬質】を奪って枯れ枝に貼り付け、伝説の聖剣を超える武器を造る。 凶悪な魔獣から【俊敏】を奪って自分に貼り付け、光速の移動術を手に入れる。 さらには土地から【不毛】を盗み、他国の王都から【豊穣】をコピペして、一夜にして荒野に楽園を建国。
「……いまさら戻ってこい? 無理だよ。君たちのステータス、もう全部『ひのきのぼう』以下のゴミ設定に書き換えちゃったから」
これは、世界の理をエディットする大泥棒が、無能と蔑んだ者たちを「設定変更」で絶望させ、