あらすじ
神のゴミを拾い、琉璃に変える仕事。代償は、肉体が静かに壊れる。
天は割れた磁器のように亀裂が走り、そこから「穢れ」が降り注ぐ世界。
|謝必安《シャ・ビアン》の仕事は、宮廷の「拾遺(しゅうい)」——聞こえはいいが、その実態は**「神々が捨てた廃棄物を処理する清掃員」**だ。
仏像は肉で構築され、川は脂粉と死臭で淀み、月は充血した眼球のように地上を睨む。
そんな狂った世界で、彼は錆びついた刀と二匹の猫を連れ、路地裏の「ゴミ」を拾い続ける。
彼に与えられた力は、たった一つだけだった。
「不可燃ゴミ」である怪異を、美しい『金錯琉璃(ゴールド・ガラス)』に変えること。
だが、その代償として、彼の肉体もまた、少しずつ冷たいガラスへと変わっていく——。
「英雄? 違うな。俺はただのリサイクル業者だ」
華麗で、残酷で、どこか懐かしい。
脳内に響くゴミ収集車のメロディと共に送る、東方ダーク・ファンタジー。
※本作は週に三度、静かに更新されます。
※本作は、台湾の作家が執筆し、翻訳されたものです
※カクヨムにも掲載しています。