あらすじ
君たちを笑った奴らの方が滑稽だ。
誰かを貶める姿は、自らの弱さを露呈している。
馴れ合いだけの仲間を求めるな。
土にまみれた「ジャガイモ」たちよ。
今はただ、暗闇の中で静かに力を蓄えろ。
芽吹くとき、その身に宿すのは「毒」。
懸命に泥をすすった君たちの「毒」は――
いつの日か、世界を蹂躙する**不可抗力の破壊(ジャガーノート)**へと変わる。
【登場人物紹介】
■ハル・ロッシェ(主人公)
農業に従事する青年。魔力持ちが当たり前の世界で、魔力を持たず「無能」と蔑まれる。特技は芋料理。代々伝わる「棒」を大切にしている。実はこの「棒」は魔力を霧散させる「神器」だった。
■コレット・オルレア(サブ主人公)
王家の血を引く少女。大人たちの裏切りによって孤児院に入れられてしまう。他人の本音がイメージとして「視える」。だが、それこそが王家のみが使える「真実を見抜く瞳」だった。
■エリーゼ・カナン・マクスウェル
かつて王家に仕えた女聖騎士長。その気性と実力から「白銀の虎」と呼ばれる。医術もお手の物。無類の美男子ハンター。自身の教育の賜物と思っている弟、ハティを溺愛中。
■ハティ・アガートラーム・マクスウェル
王家から追放された魔人。かつて「白狼将軍」と呼ばれた騎士。見た目こそ王子様系の美男子なのだが、中身は重度の「蕾(ロリ)愛好者」
■ガレット・グランハート
最強の傭兵団「黒金の鷹」の頭目。「足場をつくる」魔術しか使えない。暑苦しいまでのスポ魂熱血漢。決め台詞はマッスルポーズからの「ヴィクトリー!」
■ティア・シュトゥーテ・フライン
最速の女騎士。その知略は「神機妙道」と呼ばれる。中二病と腐女子のハイブリッド。「聖典(薄い本)」をこよなく愛する。
■アンジェ・フラン・スカーレット
1000年を生きるハイエルフ。守護者にして最強の魔術師。見た目は幼女、中身はオカン。その本質は「ヤンデレ」。
■エルザ・ジグニュール・ブライトガード
「鉄血」の異名を持つ女傑。エリーゼと外見が酷似している。ハティに一目惚れしてからは「私の旦那様」と呼ぶストーカーになる。
■フェンリルナイト(魔狼騎士団)
ハティが犯罪組織から拉致してきた子供たち。金髪のフィンレー、黒髪のリャナン、筋肉ダルマのスヴェン、クーデレ厨二のリムアン、イケメンのアルセイスで構成される冒険者パーティー