あらすじ
現在、二千三十八年八月十五日。第二次世界大戦終戦日。
今から丁度九十年程前、突然世界に不思議な建物が生えてきた。そう、生えてきたのだ。
建物以外にも、入口らしきものが生えてきた。
それと同時期に、人間にも異変が現れた。
世界の一部の人間が火や水、雷などを手から放ったのだ。それはまるで、物語に出てくる魔法のように。
もちろん、その事象は魔法と呼ばれ、建物は〈ダンジョン〉と呼ばれた。
ダンジョンと呼ばれる理由は、建物の中にはこの世には存在しない化け物が蔓延っていた。日本の漫画を元にして、化け物は〈魔物〉、建物をダンジョンとしたのだ。
そんな世界で香月尚は生きていた。
彼は所謂引きこもり。部屋に引きこもってゲームばかりしている。
そんな彼には、誰にも言えない秘密があった。
それはダンジョンにて暗殺者〈夜鷹〉として活動していることだ。
普段は引きこもりとして目立たない?生活をしている。
だが、彼はさまざまな面倒ごとに巻き込まれ、程なくして暗殺者として名を轟かせていくことになる。
これは、目立ちたくない暗殺者が、思惑とは別に目立っていってしまう物語である。