あらすじ

色のない毎日を生きていた高校二年生・青柳 陽(あおやぎ はる)。
クラスの輪に溶け込めず、放課後は旧校舎でひとり過ごす彼の前に現れたのは、
眩しい笑顔を絶やさない少女――秋穂(あきほ)だった。

「私と一緒に、この屋上を塗り潰してくれない?」

彼女に導かれるように始まった、屋上への巨大な絵の制作。
筆を動かすたび、モノクロだった世界に色が差し、
凍りついていた心に、確かな温度が宿っていく。

しかし、秋穂が抱えていた“秘密”を知ったとき、
二人の時間は、静かに終わりへと向かい始める。

放課後のチャイム、夕立の匂い、そして屋上に広がる深い青。
限られた時間の中で「永遠」を描こうとした、
切なくも美しい純愛の物語。

――これは、
さよならを、屋上の青に溶かした二人の記憶。

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アルファポリス
アルファポリス2026/02/11
  • 現在の作品さよならを 屋上の青に溶かして