あらすじ

電撃小説大賞用あらすじ: 我々の地球とは異なる並行地球「オルタナティア」の極東に位置する島国「日之国」。その国の冷徹な独裁者・天流河由有起(あまるがよしゆき)総統は、彼に絶対の忠誠と愛を誓う四人の美しき「四天秘書」(サクヤ、ソニア、チェルシー、ラァーラ)と共に国を支配していた。物語は、総統に反発する娘・桜花が総統官邸を訪れる場面から始まる。二人は当初は対立しているが、四天秘書らの働きにより、桜花と総統は最終的に和解する。 一方、世界情勢は急変していた。北方の軍事大国「ユーラシア共和国」の独裁者ドラグノフは、日之国固有の領土「北東諸島」を不法占拠し、さらに隣国ノヴォスラヴィアへ侵攻、戦術核を使用する暴挙に出る。日之国の同盟国「合州連邦」の大統領ホワイトロックはノヴォスラヴィア戦争への介入を拒否し、世界は恐怖と混乱に陥る。総統はこの混沌を好機と捉え、北東諸島奪還のための計画実行を決断する。 総統は、日之国の敵国である東亜民国の支配者ヤン・タイウェイと極秘裏に接触。日之国は核兵器を持たないため、日之国が東亜民国の核抑止力を借りる見返りに、ユーラシア共和国の領土の一部を東亜民国に譲渡するという密約を結ぶ。さらに国内では、熱狂的な愛国団体を北東諸島へ上陸させ、彼らが敵軍に射殺される悲劇を意図的に演出することで、戦争への正当性を作り上げる。 作戦の準備は整い、総統は地下司令部に全軍幹部を招集し、北東諸島への防衛出動を高らかに宣言する。兵士たちの熱狂的な歓声が轟く中、日之国は戦後初の戦争へと突入する。作戦は順調に進み、日之国は勝利する。 すべてが終わった後、総統は腹心の秘書サクヤと二人きりになる。彼は、戦略立案者として汚れ役を担わせた彼女の手を取り、慰める。サクヤは震える手でその言葉を受け入れ、二人は共犯者として、血塗られた未来へ歩み出す覚悟を新たにするのだった。

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カクヨム
カクヨム2026/02/10
  • 現在の作品大亜作戦 ー並行地球オルタナティア極東戦記ー