あらすじ
ヤマブキ高校に通う一年生、小豆沢玲(あずさわ れい)はサボりの常習犯。
いつものように授業をサボって屋上へ向かうと、挙動不審な少女に出くわした。
「ぎにゃっ……アンタ、だ、誰⁉」
「そっちこそ、クラスはどこなんだ?」
「わたしは……っ、い、一年……十組の……」
「うちの高校に一年十組なんて存在しないぞ?」
「……――ッ!!?!?!?」
脱兎のごとく駆け出した少女は、塔屋の窓をくぐって逃げようとする。
でもうまく抜けられずに足をジタバタ。……あーあ、はずみで純白のパンツもしっかり見えちゃってるし。
首をひねりながら図書館に向かうと、授業中だというのにまたまた女子生徒に出くわした。
「……あの。クラス訊いてもいい?」
「あわわっ。えっと、そのぅ……一年十組、です……」
うん、やっぱりおかしいだろこいつら。
――かくしてヤマブキ高校のサボり魔、小豆沢玲と一年十組を名乗る偽装JKたちとの奇妙な学園ラブコメが始まるのだった……。