あらすじ

「わたしの写真を撮ってくれない?」 公園で出会った女子高生・結夏(ゆうか)。 少しだけ向こう側が透けて見える彼女の正体は、「天国審査」に落ちた幽霊だった。 天国行きのため彼女に課された「追試」。 それは、現世で誰かを幸せにし、証明書に拇印をもらうこと。 期限は、五山送り火が夜空を焦がす八月十六日まで。 結夏が出会ったのは、 ある理由から「心が死んでしまった」少年、和希(かずき)。 「和希君、わたしが絶対幸せにしてみせるから!」 お節介で、あざとくて、ラジオと音楽を愛する幽霊との、可笑しくて切ない日々。 二人の運命が、京都の街で静かに動き出す。 そして送り火の夜、二人が見つけた「幸せ」とは――。 読後、あなたは必ずもう一度、タイトルの意味を噛み締める。 これは、幽霊の少女と心の動かない少年が過ごした、たった四ヶ月の――だけど、一生消えない光の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/02/10
  • 現在の作品君の写っていない君の写真を僕は見ている