あらすじ

「五点! 回転が足りん!」 走行中の車の上で、童女が盗賊団を採点している。老人口調で喋り、カンフーを愛する彼女の名はフェン。相棒の青年ハルキは、いつだって振り回されてばかり。 ケイオス市で、二人は奈落と呼ばれる異界に彷徨う化物を狩って暮らしていた。だがある日、フェンが武器の値段を一桁見間違え、1000万リルの借金を背負う羽目に。 返済のため奈落探索へ挑む二人。白い霧の中、フェンが見つけたのは不気味な赤い空間――「小奈落」。そこから感じる「千を超える、人ではないなにか」の気配に、常に余裕のフェンが珍しく表情をこわばらせた。 「アレは決して視るでない。下手に視れば食われるぞ」 借金返済の冒険は、やがて都市の暗部を明らかにしていく。 嘘と過ちばかりを作る工場――ケイオスシティへようこそ!

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カクヨム
カクヨム2026/02/10
  • 現在の作品相棒はカンフー童女