あらすじ
「おい、この『ゴミ』を焼却炉へ運べ」
目が覚めると、そこは薄暗い地下室だった。
目の前に転がっていたのは、最高級のドレスを着た、私と同じ顔をした女の死体。
ブラック企業で働いていた私は、過労死した拍子に異世界転生したらしい。
公爵である父親に「身代わりとして王妃になれ。さもなくば、この死体と同じように焼却炉で灰にする」と脅された私は、染み付いた社畜根性で「イエス」と答えるしかなかった。
王妃の替え玉として送り込まれた王宮。
そこで待っていたのは、「冷酷無慈悲」「王妃を愛していない」と噂される国王オルフェウス。
怯える私に、彼は恍惚とした表情でこう言った。
「素晴らしい。今までの妻は失敗作だったが……君は最高傑作だ」
「ずっと夢で見ていた。灰色の世界で死んだ目をしている君を、ずっと愛していたんだ」
どうやらこの王様、異世界(日本)にいる頃から私のストーカーだったらしい。
狂った王様に「死んだ目」を気に入られた私は、溺愛対象(コレクション)として囲われることになり――?
「君を虐げる者はすべて排除しよう。君はただ、私のそばで可愛く呼吸をしていてくれればいい」
これは、死体処理場から始まった社畜女子が、ヤンデレ王に飼い慣らされ、実家をざまぁして幸せになるまでの物語。
※ハッピーエンドです。