あらすじ
スプーキーリサイクル
そこはいらないものを買い取ってくれるお店。
何を買い取っているのかって?
それは、
人の恐怖———!
おそろしい恐怖体験と、
それにまつわる物。
それを買取り、なんとお金に変えてくれるのだ。
そして今日もまた
スプーキーリサイクルに来客があった。
ひとりは、トウヤ。
恐怖体験をした少年だ。
そしてもうひとり。
おびえるトウヤに「ついてきてくれ」と言われ、仕方なく来店したサクマだ。
いよいよ、トウヤが買い取り査定に入る。
ぽつぽつと恐怖体験を話し、値段を決めてもらうのだ。
(話を盛ってもムダ。店主は気づいてしまうよ。何しろ、店主はただの店主ではないからね)
しばらくして、トウヤの話が終わった。
そのときだった。
突然トウヤは、神隠しされてしまう。
戸惑うサクマに、
スプーキーリサイクルの店主が言った。
「いっしょにトウヤを助けよう。
そのためには、たくさんの恐怖を買い取らないといけないけれどね——」
そう、鬼の店主・ルドンは言った。
表紙イラスト:ノーコピーライトガールさま