あらすじ
世界は大罪人が脱獄せぬよう、その罪に応じてより高い牢獄へと収監する事になっていた。
その中でも、『監視の街【彼方アザイド】』の近くにある、地上九千メートルの最高峰【ヘルゲート】に一人の少女が収監されていた。
少女は生まれて間もなく囚われ、十五年という人生を過ごしていた。
その街に、天の牢獄を統括する機関【天世守護聖】の育成学校に通うハヤセ・アキバ〈一六歳〉が実習に訪れていた。
その夜、最上部の外牢で月の明かりに照らされて歌う少女の姿を目撃する。
恐らく、自分と年齢があまり変わらない少女が、最高峰の天牢に囚われている事に疑問を抱く事になる。
だが、これは知ってはいけない事、知られてはならない事であった。
主人公ハヤセ・アキバはそうとは知らず、このことに深く関わってしまう。
今ある世界が本物か? 偽物か?
事実なのか? 虚偽なのか?
世界の闇は深く深くその姿を、世界を変えていた。罪は無実で、無知は罪……。
世界を知らなければこれにすら気付かない。
主人公の少年と、大罪人とされる少女。
この2人の出会いは世界を揺るがす真実へと進んでいく。
そして真実を知った先には、強大な敵が潜んでいた。
全てを狂わせた元凶──。
心を弄んだ者達────。
二人の運命を変えた悪意。
未来も過去も現代も、人の心も感情も、全てが混ざり合う……。
救いたい……助けたい……愛したい……愛されたい──。悲しみの連鎖は希望に変わる──。
『さぁ、行こうか……命を救い、世界と未来を変えるために……』